何事もメンテナンスが大事 OMソーラー貯湯槽の不凍液交換

現在、外壁塗装工事中のおよそ築15年のOB施主様邸。

先日、塗装工事の合間に、OMソーラーの貯湯槽の不凍液交換をしました。

OMソーラー?

貯湯槽?

不凍液?

何だそりゃ?ですよね。

 

簡単にご説明します。

弊社パルステージは、30余年前の創業後すぐの段階から、今のような自然素材を使ったお家と、太陽熱を使った床暖房『OMソーラー』を取り入れたお家をつくってきました。

OMソーラーの一番の機能は『床暖房』です。暖房の仕組みは、外の空気を屋根面で太陽熱によって暖め、その空気を床下に送り、家全体を暖める。

床下からお家を暖めるので、LDKや廊下、トイレ、玄関など、1階の床部分全体を暖めます。

1階全体を暖めることができ、暖かい空気は上へと上がっていくので、吹抜をつくったら空間の繋がっている2階も暖まり、家全体を暖めることができます。

冬は床暖房。じゃあ冬以外は?

→春・夏・秋はお湯をつくることができます!

太陽の熱によって温められた空気で、お湯をつくります。(今のエコキュートのようなタンクの)貯湯槽内の水を温めてお湯をつくります。

OMソーラーの心臓部であるハンドリングボックスと貯湯槽を行き来して熱を交換するのが、不凍液です。(やっとたどり着きました!笑)

 

年月が経過してくると、不凍液も多少劣化し、サラサラだったのが粘っこくなったりしてきます。

今回の外壁塗装工事にあわせて、OMソーラーの点検や不凍液の交換などのメンテナンスを実施しました。

赤い液体が不凍液です。

OMソーラーの屋根面についてある集熱ガラスも点検しました。

お家を維持するためにも、メンテナンスは大事です

 

引き続き、丁寧に工事を進めていきたいと思います。