木の家の木の見え方 真壁or大壁
プランも決まってきて、さぁこれから家を建てるぞという段階で、もう一度お施主様に確認すること
「大壁と真壁、どちらがお好みですか?」
「木の見え方、しっかり見えているのと、床は無垢材ですがその他の木の見え方は控えめなのと、どちらがお好きですか?」
家づくりの初期の段階からお客様の好みを感じてはいますが、これから建てるぞという段階で再度確認しています。インテリア空間における木の見え方。
真壁とは…柱を露出する壁のこと。日本国内では主に和室や数寄屋造りや書院造などの伝統工法が用いられた建物、伝統家屋などに見ることができる。出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
寺社仏閣や昔の民家などの建物は柱・梁が見えていると思います(あれが真壁造り)。木造軸組の柱や梁をそのまま化粧材として表面に露出する壁のつくりで、構造材が空気に触れ、温度・湿度が調整しやすいので耐久性がよいといわれています。
大壁は、木造建築で壁の仕上げ材が柱の外側に施され、柱が現れないように仕上げられた壁のこと。洋室などに使用され、新築のハウスメーカーのお家、建売のお家、マンションのお部屋などはほとんど大壁で仕上げられていると思っていただいて良いです。
大壁・真壁をパルステージの施工事例で見ると
このように内観のイメージも大きくかわってきます。
パルステージでは
・(上記にあるように)躯体材が空気に触れることになるので長い目でみると耐久性は良いと考えれる
・壁が柱で区分されているため、後々のメンテナンスが容易
・狭い空間で柱間の寸法が同じであれば、大壁に比べ真壁の方が少しだけ広い
などを真壁造りのメリットとして、昔から柱・梁などの骨組みをそのまま化粧で見せる真壁造りの建て方をしています。
ですが、最終的にはほんとお施主様の好みで決めています。
すっきりとした大壁仕様か
柱や梁などを化粧で現しにした真壁仕様。
皆様はどちらがお好きでしょうか?