階段造作

神戸市垂水区で工事中の現場は、大工造作の真っ最中です。

先日は階段を製作していました。

出来上がった階段は養生して、引き続き吹抜まわりの造作工事を進めていきます。

 

階段は、あらかじめカットされたものを取り付けるプレカット階段が主流です。

そのため、昔みたいに刻んでつくる階段の、施工のできる大工さんが減ってきているのも事実です。

弊社では、①自然な風合いの無垢材を床材として使っているので、それに合う階段をつくりたい②細かな納まりや造作に対応できる という理由で、基本は手刻みで階段をつくってもらっています。

加工に少し手間がかかるような階段であったり、

箱階段だったり、

「階段下にウーファーとルンバ基地を作りたい!(スピーカーの反対側にお掃除ロボットルンバの戻る基地があります)」といっても、ちゃんと納めてくれますありがたいです。

プレカット階段によって良くなる部分があるのも事実ですが、この大工技術というものは継承されていってもらいたいものです。

 

階段については、過去のブログもご覧ください

住まいの階段どこにつける?